わたしは、日本の大学学部生(文系私立)の3年生の時に1年間、交換留学生としてイギリスの大学に留学しました!
わたしの大学では、交換留学生に選ばれるためにはIELTSのスコア、学校でのGPAのボーダーラインをクリアし、さらにそこから教授からの推薦文や自己推薦文、面接を経て候補者が選ばれる仕組みでした。
学内での返済不要な奨学生を取得するには、さらにボーダーラインが高く設定されており、追加の面接が必要になりました。
わたしの場合はGPAを高く保つため、またIELTSスコアを取得するため入学後すぐに準備が必要だったので、とにかく行くか迷ってる状態でも、1年生の入学後に大体行われる留学説明会には必ず足を運んでおくべきだと思います😶
高校生で海外大学進学と国内の大学進学に迷っている方、国内大学から留学を目指している方の参考になればと思いこの記事を書きました。
どのように大学入学時から高GPAを保つ工夫をしたか、留学の選考プロセスでしておくべきことなどを書いていきます。どの大学でも基本プロセスや選考基準は似ていると思うのでぜひ参考にしてみてください❣️
交換留学を選んだ理由
まずは、なぜ正規の海外大学進学ではなく国内の大学から海外の大学へ1年間の留学を選んだのかについて書いていこうと思います。
シンプルに、高校3年生の私は海外大学の進学に必要な英語力がなかったからです。笑 当時の私は大学もA判定のところしか行けないくらい心配性で楽をしたい性格でした。また、大学で何のゼミで何を研究したいかはっきりしておらず、大学に入ってから何を学ぶか絞って決めたいと思っていました。
そのため、1番可能性のある道としては、アメリカの短大(コミュニティカレッジ)→アメリカの4年制大学へ進学がありました。
しかし、コミカレでは教養科目をメインに学ぶとのことで、数学や理科などの日本で私が最も苦手としている科目も行わないといけない、試験に合格しないといつまで経っても4年制大学に編入ができないなど、私にはリスクが高く感じました。
また、高校を卒業してすぐに単身海外で予備校のような生活をする精神力もなく、幸い国内で行きたい大学も見つかったので、1番確実で安全な4年制の国内大学から、交換留学で1年間海外の大学で学ぶという選択をすることになりました。
交換留学の準備を始めた時期
私は入学前から留学を目指していたので、まず①1年生の入学時から単位を出来るだけ多く取得すること(4年で卒業するには留学中の3年生での必須科目も取得しておく必要があるため)、②高い成績を確実にとることができる授業を選択する事、③IELTSの勉強を出来るだけ早く行うことを意識していました。
①単位を出来るだけ多く取得
単位に関しては、学校や学部によると思いますが、私の場合は必須科目が多く、先に取れるものはとっておく必要がありました。
単位が足りていても必須科目を受けていないと卒業できず、また留学先での授業の単位は必須科目として換算できるものがほとんどなかったので注意していました。また、抽選で授業をとりたくても取れないこともあるので、まず履修を組む際に必須科目を優先してとるようにすると安全だと思います。
通常の授業に加えて、夏休みや春休みに行われる短期集中型の授業にも参加することで効率よく多くの単位を取得することもできます。
私は夏休みや春休みを利用して、通常のターム以外でも単位を取得していました。特に、短期集中型の授業ではいつもよりも面白い授業が多くあったり(私の大学では華道や茶道も色々種類があって、趣味のような形で取得することもできました!)大学での学習に意欲的な子が多いので仲良くなりやすかったりとても良い経験になりました🌷
②高い成績の取れる授業を選択
私の大学の場合は、教授によって全員にSはあげない厳しい先生がいたり、レポートは好みもあるので必ずSを取ることが難しかったので、なるべくテストで評価される授業を取るようにしていました。
興味のある授業なのに成績を気にして取らないのは勿体無いので、それ以外で考えてもらうと良いと思うのですが、似た内容の授業で迷った時はテストで勉強すると確実にSが取れる授業を私は履修していました。
大学生になると、成績を気にせず出来るだけ楽に取れる「楽単」の授業が人気なので、意外と時間をかけて勉強しなければいけないテストのある授業は不人気なことが多かったので抽選もなく、比較的簡単に履修できるのでオススメです🐣
③IELTSの勉強を出来るだけ早く行う
私は実際、初めはイギリスかアメリカで迷っていたので、大学の授業の中にも対策講座があったTOEFLの勉強を始めていました。
TOEFL、IELTSどちらも留学向けの内容で、出題単語は大体同じなので無駄になったとは感じていません。
本格的にIELTS対策を始めたのは大学2年生になる春からです。私は大学1年生で1ヶ月だけロンドンの語学学校へ行ったことがきっかけで、今後の大学生活やイギリスで学びたいことが決まったため、イギリスの大学に交換留学することに決めました。
私の大学では3年生の時に交換留学するのがベーシックだったので、2年生の夏休みまでに全ての選考(IELTSスコア、入学時からの平均GPA、何名かからの教授からの推薦書、自己推薦書提出、面接)があったと記憶しています。
勉強法はこちらの記事でも紹介しています。
英語学習の方法
交換留学生に選ばれるため、また返済不要の奨学金を取得するための英語の勉強としては、特にこれといったことは行っていないのですが(IELTSのスコアが必要でIELTS対策はしていた)
英語力そのものを上げるために日々の大学の英語の授業を全て一生懸命受講していたのが1番大きいです。他に、交換留学が決まってからは日常英会話を勉強するために楽しく気軽に英語学習をしていました。
①大学での英語クラス
私の大学、学部では1,2年生は英語の授業がほとんど毎日あり、課題も多かったので大学の授業についていくのに必死で、家で他に英語を勉強するわけでもなく出された課題をそのままこなしていたら結果的に英語力が上がりました。教授は何年も英語学習、英語コーチングを行っているその道のプロです。変に自分で英語の勉強法を考えるよりも教授に教えてもらった通り、出された課題を行うことが近道だと感じていました。
私は教授に積極的に分からないところを聞いていたり、留学の相談もしていたりしていたのもあって推薦状を頼むのも頼みやすかったので、結果的に授業をしっかり受けることが近道でした。
また、英語クラスはレベル分けされていたので自分のレベルにあった学習をその時その時で行うことが重要だと思います。私のクラスは帰国子女も多く、私はクラスで1番レベルが低かったのでとても良い刺激を受けてモチベになっていました。一人で勉強するよりも友達と一緒に勉強する方が私には合っていたので、苦手なところをお互い教え合いながら勉強するのはオススメです!
②日常で英語を出来るだけ目にする
大学当時の私はK-POPにハマっていたのですが、韓国語を勉強する気が一切なく、全てK-POPのコンテンツを英語で見ていたので自然に楽しく勉強できたのはメリットだったと思っています。
今はすぐに日本語字幕を公式で出してくれたり、ファンが日本人が多くすぐに翻訳が見れたりすると思うのですが、私が大学生の頃は韓国語のみのコンテンツがほとんどでした。ハマっていたグループは海外のファンが多いこともあり、英語の字幕がすぐに公式やファンから出されることも多かったので、早くコンテンツを見るには英語字幕を見るしかなかったので必然的に英語に触れることができていました。
K-POPには英語圏出身のメンバーがいるグループも多く、韓国では帰国子女も多いのでアイドルや俳優などが出演する英語の番組、英語のラジオなども聴いていました。
あと、もしペンサ(サイン会)にいけたら何を話すかを英語で妄想していたので、それもかなり勉強になったと思います。笑
日本のドラマでも英語字幕で見るだけでかなり変わってくると思うので、洋楽や洋画に興味がない人は私のように学習してみるのもオススメです😂
③英会話の勉強
英会話は話してなんぼだと思うので、オンライン英会話をいくつか試していました。自分に合った学習方法が1番だと思います。
私が使用したことのあるオンライン英会話は、ネイティブのみ在籍のオンライン英会話、予約可能なオンライン英会話、単発の英会話、回数無制限のオンライン英会話ですが、その中でも個人的には回数無制限の英会話のネイティブキャンプを1番長く利用していました。
1日に空き時間ができればすぐ受講できるので、受講のハードルが低く、結果より多くの時間を英会話に費やすことができたのが1番のメリットでした。
学校で英語の発表がある時も予行練習としてフリートークを利用できたので、GPAを高く保つために学校のテスト前に行うのもオススメです!
何より、時間がない中で毎日25分レッスンは私には無理だったので、休みの日や1回10分など空いてる時間で予約なしに気軽に何度もレッスンできる環境はぴったりでした。どこのオンライン英会話も基本的に無料体験ができるので、体験してから選ぶのが賢いと思います!
私は自分のスピーキングのできなさに焦りを覚えたこともあったのですが、それよりもスピーキングは勉強ではなくただの会話、ただのコミュニケーション手段だと思えたことがメリットとして大きかったです。
「人と話したいことがあるからただ話す、伝えたいことを伝えるために英語を話す」それだけのことなので、授業で英語を話すのがすごく楽しくて、ただ伝われば良いやと気が軽くなったのを覚えています。
発音に関してはやっぱりリスニングが重要ではないかな?と思っています。聞く話すは一体なので、聞ければなんとなくその発音ができることも多いです。ただ、口の動かし方や舌の位置など難しいので、ある程度発音の動画を見たり指導を受けたりするのはオススメです。
例えば関西弁を聞くことはできてもうまくイントネーションが発音できない人が多いように、歌の下手上手いがあるように、人によってそもそもイントネーションや発音に得意不得意があり、耳が良い人もそうでない人もいると思うので、1番楽しめる方法で勉強するくらいで、下手だからと落ち込みすぎるのもよくないと思っています。
長くなってしまったので今回はこんな感じで!
次は、留学が決まってからの準備について、海外大学進学のコーチングを行っていた経験や、イギリス大学院に行っていた経験から、国内大学との違いについても話したいと思っています💐
海外大学院の体験談はこちらに書いています!
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